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一言にフローリングと言っても、様々な種類があることをご存知でしょうか?
フローリングは木材の床のことをいうんじゃないの?という風にお考えの方も多いと思います。
実際に十数年前まではそれほど種類があった訳ではなく、ここ最近になって増えてきたのです。
それではどのようのなフローリングが存在するのか。
ここではフローリングの種類と特徴、またフロアコーティングとの相性についてご説明をさせて頂きます。
フローリングは大きく分けて無垢フローリング、複合フローリング(挽板・突板)、シートフローリングの4種類に分かれます。
一見すると表面を見てもフローリングの違いは分かりにくいのですが、断面を見ればすぐに分かります。
厚みのある1枚の木材でできたフローリングを無垢フローリング、1〜2㎜程の無垢材の下に合板(薄い木材を重ねたもの)が重ねられたものが複合フローリング、合板に表面化粧板を重ねたものがシートフローリングです。
フローリングと聞いて一番に思うのが、このタイプのフローリングである。字のとおり無垢の天然木。
一枚の木材で出来ている床材で、お客様に伺うと初めは皆様このタイプのフローリングだと思われているが、実は住宅で使用されている割合は非常に少ない。
こだわりがある方、注文住宅では人気が高い。
メリット:天然木の為、味わいや高級感があり使えば使うほど深みがでる。耐久性が高い。
デメリット:価格が高い。天然の木の為、色や仕上りのバラツキ、板の反りや隙間があきやすい。
今までの住宅の多くはこのフローリングであり、10年前ではもっともポピュラーな床材だった。
複合と呼ばれるように2~3ミリの厚さの板を何層にも接着剤で張り合わせた合板の一番上の表面に1~2ミリ程の天然の木の薄板(挽板・突板)を張り合わせた床材。
メリット:天然木の表面の為、味わいや高級感はある。板の反りや伸縮が少ない。価格は無垢の半分以下。
デメリット:表面が薄板の天然木の為、耐久性は無垢より低い(剥がれや削れ)
ここ数年で爆発的に増えてきたフローリング。原価が安く工事施工が簡単という利点が有り、販売や施工する側からすると非常に魅力的なフローリング。
木材をおが屑状にしたものを接着剤でボード状に固めたMDF(メーカーによってHDFやバッカーなど)と呼ばれる。成型板にオレフィンシート(プラスチックシート)に木目が印刷されたフィルムを貼っている。基材が硬く凹みが付きにくい利点がある。
反面、水に弱く変形したり膨らみが出来やすい材質で、お手入れには神経を使います。
水による膨れ シート自体が大変薄く、目地部分がダメージを受けやすいので、そこから水や汚れが入りやすい問題が有ります。もしも表面にキズが入ると修復は困難(シートの為)で、ペットを飼っている家庭や小さなお子様が居る家庭には不向きです。
水に弱いので当然ワックスを塗ることは難しく、ワックスフリー、ノンワックスフローリングとして宣伝されている。
メリット:非常に安価。色や模様のバラツキが無い。施工が楽。凹みが付きにくい。木材のいらない部分や、あまった部分を使うためエコ商品。
デメリット:薄いシートの為、耐久性が低い。お手入れが大変。ペット不向き。
シートフローリングは建築業界では『使い捨ての床材』とも呼ばれています。もし家のフローリングが「ワックスを塗らなくていいですよ」「このフローリングはワックスフリーです」を営業の方から聞いていたなら、自分の家のフローリングの種類を今すぐ調べて下さい。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭や犬、猫等のペットを飼われている方はフローリングを調べる必要があります。