フロアコーティングとは

フロアコーティング

フロアコーティングの歴史

フロアコーティングのワックスは蜜蝋が語源です。
フロアコーティングとはフロア(床)のコーティング(保護)をすることです。フロアコーティングの中で最もポピュラーで歴史が古いのはワックス(Wax)です。まずはこのワックスの歴史についてご説明します。
ワックスの語源は蜜蝋に由来しています。蜜蝋とは蜜蜂の巣を構成する蝋(融点の高い油脂状の物質)を精製したものをいいます。何となくお分かりかと思いますが、この蝋がワックスです。ワックスはミイラの保存に使用されていたことが発見されており、日本においても6世紀に蜜蝋燭が持ち込まれたと言われています。

私たちの祖先が最初に使用したワックスは蜜蝋であり、用途はコーティング剤だったと考えられます。
時は流れ、蜜蝋以外のワックスが利用されるようになり、日本での代表的なワックスははぜの実から抽出されたはぜ蝋でした。艶出しや整髪料として利用され、蝋燭にも使用されるようになります。また、1809年ドイツ人の化学者が石油中にワックスを発見し、鉱物由来のパラフィンワックスが利用されるようになりました。小学校の床 パラフィンワックスとは主成分が炭化水素化合物のワックスですが、発見当初はパラフィンという名称は存在しませんでした。
ドイツ人のラインバッハがこの物質にパラフィンと名付けたのは1830年のことです。日本におけるパラフィンワックスの製造は1926年でした。

さて、ここからはフロアコーティングの歴史となりますが、床用ワックスは1960年頃から始まったとされます。当時米国の化学製品会社「ローム&ハース」が特殊な樹脂作り出しました。強アルカリによって、剥離(ハクリ=完全に取り去る事)しやすいワックス。これが床用のワックスとして最適だったのです。住宅や店舗、オフィスや学校などに使用されるワックスですが、床は汚れが激しい為、汚れたら簡単にはがすことができ、再施工することで床の美観を維持することを世界に流行らせたのです。無垢フローリングや塩ビタイル、長尺シートなど様々な床材への施工を行う中で、フロアコーティングは進化を遂げてまいりました。病院の剥離作業
水性のワックスは安価で仕上がりが良く、剥離が可能な為、手軽に誰でも施工ができるものでした。しかしながら剥離することが最終目的の為、耐久性が非常に弱く、定期メンテナンスを行う前に剥がれてしまうような状態でした。
最大の課題である耐久性を向上させるために、様々なワックスが登場しますが、施設などで使用されるものはどうしても摩耗に耐えれるものではなく、また耐薬品性もない為、アルコールなどでも簡単に剥がれてしまいました。

1990年代に入り、シリコンコーティングなどの新しいフロアコーティングが登場し始め、2000年代からは液体ガラスコーティングやUVフロアコーティングが誕生しました。このフロアコーティングによって、それまでのワックスのような弱い耐久性ではなく、擦り傷や薬品にも強く、長期間床材の保護ができるようになりました。剥がれたり汚れたら洗って綺麗に再施工するという考え方から、簡単には剥がれない、汚れが付着しずらい、汚れても簡単に掃除ができるという考え方に変わったのです。施工後に何度も定期メンテナンスを行うのではなく一度の施工で、長期美観を保つことができるようになりました。

新たなフロアコーティングが登場したことで業界は一変し、様々な業種からコーティングを行う会社が増えました。一時期は清掃業者から引越し業者などでも自社施工を行っている会社も見受けられましたが、技術力の問題で淘汰されていきました。その中で残ったのが今もフロアコーティング専門で施工している、当社を含んだフロアコーティング専門業者です。
長い間変化のなかったフロアコーティング業界ですが、2000年前後から急激な変化を起こし、今では新築住宅はもちろんのこと、中古住宅や店舗・施設にも当たり前のように採用されています。その理由はお手入れが簡単になることと長期間に渡る耐久性です。特にUVフロアコーティングは優れた耐久性とノンスリップ性でお年を召された方から生まれたばかりに赤ちゃんまで、またペットに対しても安心・安全なコーティングとして、今も進化を続けております。

UVフロアコーティングとは

自走式照射機によるUVフロアコーティング環境に優しい塗料技術として生まれたUVフロアコーティングは紫外線照射機を使い、秒単位で塗膜が硬化するUV塗料を使用したフロアコーティングです。このコーティング塗膜は高硬度で鉛筆硬度4H〜8H程の硬度が存在し、UVフロアコーティングの特徴である高光沢の美しい仕上がりと、防汚・抗菌・防カビ・耐薬品性・耐久性に優れた塗膜として、従来のフロアコーティングとは比べものにならない高品質を実現しています。

UVコーティングの歴史は工場塗装として40年以上前から実用化されており、ピアノや家具、車などの塗装に使われていました。紫外線の照射と塗料の取り扱いの難しさから現場での塗装は出来ないと考えられていましたが、塗料や紫外線照射機のコンパクト化などの改良によって現場での施工が可能になりました。現場での施工が可能になったことで、車などの塗装から床材の塗装にも転用されたのがUVフロアコーティングとなります。
フロアコーティングとして一般住宅に導入される様になってから20年余りですが、これまでの実績から高耐久性を実現しているコーティング技術となります。現在のフロアコーティングの中ではトップクラスの実力を誇ります。さらに当社のUVフロアコーティングは、従来の手動照射から、さらに改良がされた最新の自走式照射機を利用しています。自走で照射を行うことにより、照射ムラのない均一な仕上がりを実現し、皆様へご提供しております。

UVフロアコーティングの施工実績
UVフロアコーティングの施工実績