フロアコーティングを比較

フローリングに施工ができるフロアコーティングには大きく分けて5種類のフロアコーティングが存在します。
光沢が強いものや弱いもの、アルコールにも強いものや弱いもの。仕上がりや性能も多種多様なフロアコーティングですが、金額が高いから良いという訳でもありません。
お客様の好みや、使用環境によって施工するフロアコーティングは変えていかなければ、何のためにフロアコーティングをするのか目的を見失ってしまいます。
でもどのフロアコーティングが我が家には適しているのか、、、なんてことはすぐにはわからないですよね。
フロアコーティング会社の営業マンなどに相談するのが一番手っ取り早いですが、事前に情報を頭に入れておくことも重要です。
今回はそんなフロアコーティングを徹底的に比較していきます。
お客様にとって、本当に適しているフロアコーティングは何なのかをご確認頂き、検討材料にして頂ければと思います。

5種類のフロアコーティング

フロアコーティングには大きく分けて5種類が存在することをお伝えしておりましたが、その5種類とは一体どのようなものなのでしょうか。
説明を交えながら、その種類についてご紹介を致します。

UVフロアコーティング

UVフロアコーティングはフロアコーティングの王様とも呼べる存在で、耐久性などの性能が高いのが特徴です。
UV塗料という特殊な塗料は、自然乾燥で硬化することはなく、フローリングに施工した後放置をすれば永遠に乾くことはありません。
UVフロアコーティングのUV(紫外線)から紫外線カットを連想される方も多いですが、このUVという意味は紫外線を利用して硬化をさせるコーティングという意味です。
ですので、自然乾燥では硬化せず、特殊な機械でUV照射を行うことで、硬化をさせることが可能です。
一般的に知られているUV照射では、女性のジェルネイルや歯科医で使われる詰め物のUVレジンというものが有名ではないでしょうか。
いずれもUVの力で、液体を硬化させる技術になります。
即日硬化をさせることができるUVフロアコーティングはそれだけでメリットがあり、施工完了した直後から家財の搬入も可能です。

フロアコーティングを比較!5種類の違いとは?

価格

UVフロアコーティングはフロアコーティングの中で一番高価なコーティングです。
その理由は、施工内容と塗料の価格です。
塗料自体がフロアコーティング業界でも1、2を争うほど高価であり、さらには施工に特殊な機械を使って、人が硬化をさせていかなければならないからです。UVフロアコーティング以外のコーティングは自然乾燥となりますので、その分人の手がかかりません。以上のことから人件費も他のコーティングよりも必要となってしまうので、価格に差が生まれてくるということです。広さにもよりますが、UVフロアコーティングの平均的な施工価格は30万円前後が多いでしょう。

仕上がり

仕上がりはフロアコーティングの中で一番綺麗と言っても過言ではありません。高光沢のその見た目はまるでピアノなどの高級品を連想させる美しさがあります。光沢があるので、お部屋が明るく見えるという特徴もあり、お部屋が広く見えるようになります。また、今流行りの持たない暮らしでも、フローリングが主役となってくれるので、お部屋をおしゃれな空間にしてくれるでしょう。

性能

UVフロアコーティングは、厚みのある塗膜で防滑性に優れます。滑りにくい床を作ることで、お年を召された方や、お子様、ペットの足腰にも優しいコーティングです。
耐久年数は約20年〜35年ほどであり、基本的にはフローリングの寿命と共に張り替え、リコートを行うハイスペックなコーティングです。
薬品にも強く、アルコールや塩素系漂白剤に溶けることはありません。薬品に強いということはアルコール除菌などにも対応しているということですので、菌の繁殖を防ぐことにも繋がります。
住宅の中で一番汚いとされるフローリングですので、常に綺麗にしておきたいですよね。
また硬度も非常に高く、傷にも強い為、簡単には傷はつきません。しかし、形あるものですので、絶対に傷がつかないというわけでは当然ありません。これはどのコーティングを、選んでも同じです。
しかし、UVフロアコーティングの中でもさらに傷がつきにくい商品はあります。それが当社のUVフロアコートEcoです。

ガラスフロアコーティング

現在ではフロアコーティングの主流の一つとなったガラスフロアコーティングですが、まだ世に出始めて15年ほどと歴史は浅く、フロアコーティング業界では新参ものです。
15年以上前にもガラスコーティングというものは商品として存在していましたが、それはシリコンコーティングをガラスコーティングと呼んでいたからです。シリコンコーティングのことは後ほど説明を致しますが、現在のガラスコーティングとは全くの別物であり、見た目や性能も異なるものになります。
現在のガラスフロアコーティングは無機質液体ガラスコーティングというもので、ナノコンポジット技術によりナノ単位で粒子化することで引張強さ、弾性率、熱変形温度などの特性を飛躍的に向上させたフロアコーティングです。ガラスと聞くと、割れてしまうのでは?というご質問を頂きますが、追従性が高い事から割れたりヒビが入るという心配もありません。

フロアコーティングを比較!5種類の違いとは?

価格

ガラスフロアコーティングは塗料が高価なコーティングです。UVフロアコーティングに引けを取らない性能を持っているので、当然と言えば当然でしょう。しかし、UVフロアコーティングよりも施工性に優れており、少しお安くご提供ができるフロアコーティングとなっております。価格は施工会社によって大きく変わるガラスフロアコーティングですが、平均価格は20万円前半が多いのではないかと考えられます。

仕上がり

微光沢でマットな仕上がりになるガラスフロアコーティングは、フローリング材本来の見栄えを変えることのないコーティングです。艶は求めていないというお客様や、フローリング材本来の仕上げを気に入られて購入されたお客様にはガラスフロアコーティングの微光沢が一番しっくりくるでしょう。

性能

耐久年数は約15年〜35とされており、施工会社によって耐久性に多少のばらつきがあります。こちらも基本的にはフローリングの寿命と共に、張り替え、リコートを行うコーティングです。
上から施工することは可能ですので、20年で張り替えはしないというお客様はそのままリコートされるのが良いでしょう。
薬品への強さも、施工会社によって異なります。これは施工する塗料の違いによって変わっているのだと考えられます。当社のクリスタルハードコートナノはアルコールや塩素系漂白剤にも溶けない製品ですので、UVフロアコーティングと同様に安心して除菌・洗浄していただくことができます。
硬度はフロアコーティングの中で一番硬いとされており、一番傷がつきにくいコーティングとされています。当社のUVフロアコートEcoとも引けをとらないその硬度で、フローリングを保護し続けます。

 

水性フロアコーティング

ウレタンコーティングの一種である水性フロアコーティングは、ある程度の耐久性を維持しつつ、剥離もすることができるフロアコーティングです。
UVフロアコーティングやガラスフロアコーティング、シリコンコーティングは剥離をすることができず、一度施工してしまうと元に戻すことができません。
施工したら元に戻すことはないだろうという方には関係のない話ですが、賃貸などで最終的には戻さなければならないという場合や、マンション側の意向で、剥離ができるコーティングしか施工してはいけないという決まりがある場合もあります。そんな時にはこの水性フロアコーティングの施工をおすすめ致します。
マンションでの施工実績が一番多いのもこの水性フロアコーティングであり、マンションオプションなどで販売されているフロアコーティングも同等のものがほとんどです。

フロアコーティングを比較!5種類の違いとは?

価格

水性フロアコーティングは非常に安価で品質の高いフロアコーティングです。あくまで、この価格でこの品質の高さという意味ですので、UVフロアコーティングやガラスコーティングに性能や品質で勝つことはできませんが、価格帯として平均的に10万円台が相場となりますので、お求めやすい価格でしょう。

仕上がり

仕上がりは高光沢と微光沢の間です。光沢に関しては床材によっても差が出ますが、どちかというと光沢がある方が良いというお客様に人気の商品となっております。

性能

耐久年数は約10年ほどとされており、使用環境によっても異なります。水拭きなどは問題なくすることが可能ですが、耐薬品性は高くないので、洗剤やアルコール・塩素系漂白剤を塗布して放置してしまうと剥がれてしまいます。傷へもそこまで強い訳ではありませんが、通常生活で簡単に傷だらけになるようなことはありません。剥離が可能なフロアコーティングですので、万が一剥がれてきたり、傷ついて汚いということがあれば部分的に剥がして再施工すれば元どおりにもできます。施工性も高く、比較的短い時間で施工ができる為、急な依頼でも対応できる会社があるという点もメリットです。

 

シリコンコーティング

世に出てから歴史の長いフロアコーティングのシリコンコーティング。今のUVフロアコーティングやガラスフロアコーティングがなかった時代から存在したフロアコーティングです。
UVフロアコーティングのような光沢があり、見栄えは良く、ワックスに比べれば、薬品や傷にも強いということで、非常に人気がありました。
今となってはUVフロアコーティングやガラスフロアコーティングの性能には及ばない存在となりましたが、昔に比べて価格がどんどん下がり、非常にお求めやすいコーティングとなっています。
しかし、シリコンの特性でもある黄変という現象も起こる為、白色系のフローリングにはお勧めできません。また、シリコンコーティングは綺麗に補修をすることができない為、取り扱うフロアコーティング業者が減ってきています。

価格

安価な為、とりあえずフロアコーティングをしておこうという考えであれば十分です。平均的な価格は10万円程ですが、中には10万円を下回る価格で施工できる会社も存在します。

仕上がり

施工直後はまるでUVフロアコーティングを施工したような光沢がありますが、傷がつきやすい為、細かな傷がつくことですぐに光沢が無くなっていきます。
非常に安価な分、仕上がりに関しては過度な期待はしないようにしましょう。

性能

耐久年数は約10年程です。剥離ができない為、10年後には上から重ね塗りをする必要があります。
薬品への強さは、それなりにありますので、消毒用アルコールなどでは簡単には溶けません。塩素系漂白剤では溶けてしまう可能性があるので、万が一ついてしまった場合はすぐに拭き上げなければなりません。すぐに拭き上げても溶けないという保証はありませんので、できるだけご自身で気をつける必要があります。傷に関してはワックスよりも強いですが、UVフロアコーティングなどと比べると大差がありますので、過度な期待は禁物です。傷はついて当たり前という感覚で施工されるのが良いでしょう。

 

ワックス

ワックスとはフロアコーティングの前身となった床の美観を目的としたコーティング剤です。フロアコーティングと言うには耐久性などが圧倒的に低く、性能が悪いものになります。と言うのも、元々の考え方としてワックスは耐久性は低いもので良いと言う考え方だったからです。美観維持をするために施工しますが、数ヶ月に一度洗い流して新たにワックスを塗布することで美観を保つことを目的としていました。ですので、薬品や傷に強くなければならない理由はなく、剥がれてきたらリコート。洗剤で溶けたらリコート。と言う風に、何度も何度もリコートをすることで美観を維持するものでした。

価格

一度の施工は非常に安価で、一般的な住宅でも5万円以内で施工する会社も少なくありません。しかし、1年に1度施工したとしても10年で50万円となると、手間と時間を考えれば非常にコストのかさむコーティングと言えます。

仕上がり

微光沢に近い仕上がりで、施工直後はすっきりとしており、ガラスフロアコーティングのような風合いになるでしょう。しかし、傷に弱いので、1年もすればほとんどその光沢は無くなってしまいます。

性能

上記にも記載した通り、性能は良いものではありません。あくまでも見た目重視で、汚くなればリコートするという考えですので、水拭きでも放置すれば溶けていきます。当然薬品への耐性はありませんので、洗剤などでは簡単に剥がれてしまいます。以上のことから、ワックスでは時間も手間もかかりすぎるという点で、フロアコーティングというものが誕生しました。

フロアコーティングの評価比較一覧

各フロアコーティングの評価を比較した一覧表になります。各社の商品に若干の違いはございます。

商品平均価格仕上がり耐久年数耐傷耐薬品防滑リコート
UVフロアコーティング30万円前後高光沢20年〜35年
ガラスフロアコーティング20万円前半微光沢15年〜35年
水性フロアコーティング10万円台微光沢約10年
シリコンコーティング10万円前後高光沢約10年
ワックス5万円以内微光沢約1年×××

 

小さな子供がいるご家庭に最適なフロアコーティングとは?

小さなお子様のいるご家庭の場合、床材に傷をつけることが予想されます。おもちゃや鉛筆やクレヨンなど様々な物を持って走り回る子供に、フローリングに傷をつけないでと言う方が無理な話です。『我が子にはのびのび育って欲しい!』このように考えられているご両親も多いはずです。それでもせっかく施工したフロアコーティングに傷がたくさんついてしまうとショックですよね。そんなご家庭にお勧めなのが、ガラスフロアコーティングです。
ガラスフロアコーティングはフロアコーティングの中でも硬度が高く、非常に硬い塗膜ですので、コーティング表面にも傷がつきにくいのが特徴です。
小さなお子様がおもちゃを引きずったりしても他のコーティングに比べて、傷がつきずらいでしょう。さらに微光沢ということもあり、万が一コーティング表面に傷がついてしまったとしてもその傷自体が見えにくいという特徴もあります。
また、当社のUVフロアコートEcoはUVフロアコーティングでありながら、ガラスコーティング並みの耐傷性を持っています。スチールウールで擦っても傷がつかない当社独自の塗料と技術であれば、UVフロアコーティングも最適だと言えるでしょう。

ペットのいるご家庭に向いているフロアコーティングは?

犬や猫を始め、様々なペットを飼育されているご家庭があるかと思います。その中でも犬を飼われていると、フローリングで滑ってしまって足腰が歩くなってしまったということも耳にします。そんな愛犬のためのフロアコーティングであれば、UVフロアコーティングかシリコンコーティングが良いでしょう。いずれもフロアコーティングの中で防滑性が高いので、ペットが滑って足を悪くすることが無くなります。また、UVフロアコーティングに関しては、耐薬品性も高いので、万が一の粗相にも対応できます。さらにアルコールなどで除菌も可能ですので、消臭やお部屋の掃除をする際にもペットがいるのが嘘のように綺麗にすることができます。
ペットだけのことを考えるなら、シリコンコーティングでも十分ですが、家のことや子供のことなども考えるのであればUVフロアコーティングを選ぶのが良いでしょう。

すでにご入居中のお客様に向いているフロアコーティングは?

ご入居中の場合は、住宅内に家財が存在しています。その家財を別の場所に動かしての施工となりますので、即日硬化をしなければ家財を元に戻すこともできません。その為、ご入居中のご家庭ではUVフロアコーティングが水性フロアコーティングが適しています。UVフロアコーティングであれば、施工直後に家財を戻すことが可能ですので、問題なく施工することが可能です。また、水性フロアコーティングは施工から乾燥までがおよそ3時間〜4時間です。ですので、広すぎない範囲であれば水性フロアコーティングも施工日の夕方に家財を戻すことが可能です。
以上のことから、ご入居中のお客様に向いているフロアコーティングはUVフロアコーティングか水性フロアコーティングのいずれかでしょう。

初期費用は抑えたいけど、高品質を求める場合

住宅を購入して予算が無くなってしまった。でもせっかくの新築なので、高品質なフロアコーティングを施工したいというお客様もおられます。
そんな時にご提案をさせていただくのが部分施工です。
品質の高いUVフロアコーティングなどをLDKと玄関ホールだけ行うなど、来客があった際に見られてしまうお部屋だけ先に施工しておくということです。
これは一番よく使う場所ともリンクしておりますので、優先的にフロアコーティングすべき場所になります。また、一度家財が入るとフロアコーティングの施工難易度は上がります。冷蔵庫などの大型家電などは動かせないなどの制限も出てきてしまうので、キッチンなどは家財が入る前に事前に施工するのが良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
様々なフロアコーティングが存在しますが、お客様のニーズや予算によって施工するフロアコーティングは変わります。
本当にお客様にあったフロアコーティングは何なのかを見つけていただき、マイホームを守る為のコーティングをしていただければと思います。
当社でもUVフロアコーティングやガラスフロアコーティングなど様々なフロアコーティングのお取り扱いがございますので、ご興味のあるお客様は是非お問い合わせ下さいませ。

お見積りはこちらから

0120-21-5454
受付 平日9:00~18:00 土曜10:00〜16:00